それからはお互い口を開くことなく、ただ黙々と歩いている。
うーん。この沈黙、けっこう辛いな。
かと言って、朔とは最近まともに話していないから、何を話したら良いのかも分からない。
学校のこと?
昨日観たテレビの話?
それとも、サッカーのこととか。
えーっと、サッカーの有名な選手って誰だっけ。
……ってダメだ。私はサッカーのことはさっぱりだから、やっぱり話せない。
間違ったことは言えないし。
変なことを言って、朔に嫌われたくない。
ただでさえさっきの花占いの結果が『嫌い』だったんだから。
でも色々と気にしていたら、何も話せなくなっちゃって。余計に黙り込んでしまう。
「おい、千紗っ!」
「え?」



