待つよ―… いつまでも…。 「待っててくれるか?」 「はい!」 帰ってきて早々こんな台詞言われるなんて思ってもいなかった。 嬉しさで胸がいっぱいだった。 私たちはみんながいるのにもかかわらずオデコをコツンとぶつけ、はにかんだ。 キスをした… それは、三年ぶりで 三年前にしたときよりも あたたかく感じたんだ。