「は、榛名先輩、白樺先輩のことが好きなんだって思ってました…」


 私がそう言うと、


「…俺が可愛いとか、あと一緒に寝たいと思うのは小桃だけだよ」


 なんて直球に言うから、私の顔は赤く染まった。


「で、でも、信じられません…!」


「そう?ま、いいや。これから嫌と言うほどわからせてあげるから」


 先輩はそう言うと、私のおでこに優しいキスを落とした。


「ちょ、せ、先輩…っ!?」


「ははっ、かわい。小桃…俺から離れちゃダメだよ?」


 彼氏になった榛名先輩は、これまで以上に甘々で。


 榛名先輩の溺愛は、まだまだとどまることを知らないようです。