「…なんでって、私が朔空と付き合うから。あんたみたいな女より、私みたいなのが朔空の隣にはふさわしいの」
白樺先輩って、これが本性なのか。
綺麗な人が怒ると、本当に怖い…。
「…でも、付き合うってことは、まだ付き合ってないんですよね?」
すると私のその一言が白樺先輩の気に障ったのか、さらに怒って、
「…うるさいっ!あんたは黙って朔空から離れればいいの!…次朔空と一緒にいたら、容赦しないから」
白樺先輩はそう言うと、私に背を向けてどこかへ言ってしまった。
…白樺先輩は榛名先輩に引けを取らないほどの人気者。
そんな影響力のある先輩が私に何をするかはわからない。
好きになった次の日に諦めないといけないなんて。
私は歯を食いしばりながら自分の足を見つめた。



