「小桃さ、なんでそんなに保健委員になりたいの?」 唯香ちゃんが不思議そうな顔で言う。 「だって、みんなにリラックスしてもらいたいし、ケガとかの手当てが好きなんだもん」 保健室は、みんなの安らぎの場所。 私は両親が医療関係に勤めているということもあって、私も将来は看護師になりたいなと思ってる。 だから、保健委員はその第一歩なのかな。 「そうなんだ。…あ、そろそろ行かなきゃだよね。小桃、頑張ってね」 私は唯香ちゃんの言葉に「うん!」と返事をして、お弁当片手に保健室へと向かった。