金曜日の昼休み。 私は委員会のために、また保健室にやって来た。 …先輩、たぶんいるよね。 なんで先輩と一緒に寝ることを受け入れてしまったんだろう。 というか、人気者の先輩と一緒に寝るなんて、恐れ多いし…。 他の女子や女の先輩とかにバレたら、私、もう生きて学校に来れない。 …うん、私の平凡な毎日を守るためにも、ちゃんと断ろう。 私はそう決心して、保健室に入った。