「先輩もありがとう!ずっと居てくれて」

「まぁいいよ!僕は体育できなくて退屈してたところだから」

俺はまつりの頭を撫でる

「じゃあ帰ろう!身体がまだだるいならお母さん呼ぶけど?」

「ん〜歩けるから大丈夫だよ!」

俺は教室にカバンを置きっぱなしだったから

取りに行くことにした

てか、ここに来る時カバンも持ってくればよかった

俺は来た道を戻っていく

さっきまつりと別れたばかりなのに、もう会いたくなってる

と呑気なこと考えていたら

制服のズボンのポケットに入ってたスマホが鳴り響いた