「そ、そうだったんですね」

「すず、来てくれてありがとう!少し寝たら身体が楽になってきた」

すずちゃんは入学式の日に友達になったらしい

それを聞いた俺は自分の事のようにはしゃいだ

「もう〜良かったー。急に倒れるんだもん

心配したー!今日はもう授業終わりだから

まつりのカバン持ってきたよ」

一体、まつりは何時間寝ていたのだろう?

そう言ってすずちゃんはまつりに

右肩に自分のカバンを提げながら

左手でまつりのカバンを「ほら」と言って見せていた

「ありがとう〜」

「まつり!もう大丈夫そうだな」