「……分かった」

「ふふっ」

「てかあの先輩?風邪移りますよ?」

そういえば僕、今まで風邪ひいたことないかもしれない

「だーいじょうぶ!僕、風邪ひかないから」

「あ、でも……もし移ってしまったらごめんなさい」

まつりは申し訳なさそうに、言葉を紡ぐ

「いいよ!てか移っても茉莉の風邪なら大歓迎」

もし引いてしまったら、まつりに看病頼もうかな

「はうっ」

「まつりは僕だけのだから、僕だけを見てね

まつりは可愛いからさ僕は心配なんだ」

と、僕が言うとまつりは言葉を続けて