あの日というのは今から2ヶ月前

私が足を怪我したときのことだろう

「あ、あのわ、私も先輩……のことが……好きです」


「本当に?」

「はい!」


こんな夢みたいな人に告白されて断る人などいないだろう


「嬉しい!これからよろしくね?茉莉ちゃん」

喜んだ顔が見れたと思ったら先輩は耳元で囁いた

正直、キュンとした

先輩の程よい低い声が胸を大きく跳ね上がらせた