恋人は幽霊

「大丈夫よ、何かあったら私が責任を持つわ」
「夢香に責任負わせたくないんだよ」
「心配ありがとう、でも大丈夫だから」
夢香は陸に大丈夫と念を押し、小山と一緒行動することにした。
突然小山が「いたたたた!」大きな声でお腹を抑えて痛がっている。
「ちょっと!どうしたの?大丈夫?」夢香が心配して駆け寄る。
「私今日は無理かも」
小山がお腹を抱えている。
「病院行きましょう!救急車!」
周りも騒ついている。
池田が救急車を呼び、小山について行くことになった。
それにしても急にどうしたのかしらと、夢香は心配でしょうがない。もしかしてこれは陸の仕業なのか。