「じゃぁ夢香引っ越しの続き頑張ってねー」秋美に言われてうなづいた。
さーてと、片付けるかー!
と言ってもまだ新しい家具が届いていない。とりあえずすぐに片付けられるように、荷物をまとめた。
ガチャン!
え?
キッチンの方でお皿が割れるような大きな音がした。
恐る恐るキッチンへ向かうとそこには20歳くらいのイケメン男子がグラス片手に立っている。
「ちょっと!人んちで何してるんですか?」
「おっと、君には僕が見えるんだね」
「何言ってるの?」
引っ越し早々泥棒?
「警察に電話します!」
夢香は携帯を取り出した。