恋人は幽霊

駅前の喫茶店に2人は入った。
「俺はコーヒー、夢香は?」
「じゃぁ私も」
コーヒーを注文して、みっくんから話を始めた。
「まさかとは思うんだけど、夢香、梨沙さんの遺体をどこかに隠したのか?」
「みっくん、私を疑っているのね」
「確認したいだけだよ、まさか違うよな?」
「私がやったのよ」
夢香は正直に話すことにした。
「本当にか?」
みっくんはまさかと思っていたが、夢香の言葉に驚いて、しばらく何も言えなくなった。
「私もなんでこんなことしたのかよくわからないのよ」