恋人は幽霊

夢香はお風呂から寝室へ直行した。
疲れて眠いからすぐにベッドへ入ったが、中々寝付けない。
やはり色々考えているからだ。
「夢香」
そこへ陸がやって来た。
「陸何かあったの?」
「いや、夢香が眠れないと思って来たんだ。」
「そんなことまでわかるのね」
「当たり前だろ、夢香が寝付くまで背中トントンしてあげる」
「そんなのいいわよ、子供じゃあるまいし」
「意外と寝付けるんだよ、ほら」
陸は横向きに寝ている夢香の背中をトントンしだした。
「夢香おやすみ」
まるでおまじないのように、夢香はスーッと眠りに就いた。