そういって部屋を出ようとする速人を今度は私が後ろから抱き付いた。 「お、おい。 美玲どうしたんだよ。」 「速人、このまま聞いて。 私ずっと片思いしてた人に振られたんだ。 で、今速人の気持ち知ってすごく嬉しかった。 だけど、こんな曖昧な気持ちもまま速人と付き合うなんてできない。」 優晴くんを好きなまま速人を利用するなんて…。 ごめんと謝ろうとすると 「いいよ、それでも。 ゆっくり俺のこと気にしてくれたらいいから。」 優しく許してくれる速人。