「女の子連れ込もうとしてたんでしょ?

私よりもっといい子いたのにもったいない。」

私は部屋を見回す。
ベッドはキングサイズで大きく寝心地も柔らかく気持ちよさそう。
改めてみるとさすがのレベルだった。
ベットに腰かけていると速人が私を後ろから抱きしめた。

「お前を誘うためだよ。」

「は?」
私は開いた口がふさがらない。

「だから、美玲。
お前を誘うためにここ予約したんだよ。」

え、速人が私を誘う?
どういう意味か鈍感な私でもこの行動でわかる。