私は、幼稚園までお父さんの会社の都合で愛知にいた。 その時に、ずっと一緒にいた幼馴染の豊中光輝ことみっ君。 「何で…みっ君?どうしたの?」 「転勤だって。これからずっとここにいるんだ。」 「連絡もとれなくなったし…もう逢えないかと思ってた。」 「ゴメンな。」 「いいよ。全然。」 それから私達はアドレスの交換をした。 でも、これが何かあるなんて私はそのとき、何も分かっていなかった。