張り裂けそうな心を押さえながらゲートへと向かって一歩を踏み出した。 歩き出した私を見て、ママは不思議そうに首を傾げながら飛行機のチケットを取り出している。 その時―――― フワッ 「キャッ…」 突然体が浮いて、視界が宙を舞って 見上げたその先には 『捕まえた――――』 「う…そ…」 いたずらっぽく微笑む光にぃがいた。 『おばさんごめんっ!』 ママはチケットを持ったまま、きょとんとして固まっている。 『行くぞ』 「ちょっ…!光にぃ」