俺は、アイツのせいでなかなか寝つけなくて 昨日とは大違いの様子に戸惑いを覚えながら タバコの煙越しに無邪気に笑う瑠美を観る。 「光彦さんダメですよ!瑠美ちゃんは俺のものなんですから」 『バカか。お前は……』 勘違いするタケシを無視して空を見上げた。 (まゆ………) 都会ではあり得ない澄んだ空を見つめて、嫌な気分を追い払うように、まゆを想う。