朝、起きてすぐ、蓮の顔が浮かんできた。

「好き、なのかな、?」

まだ、よく考えるつもりだ。

服を着替えて、髪もセットして、下へ行く

「お兄ちゃん、おはよ!」

「はよ、ご飯出来てるから食べていきな、お弁当もここ置いとくから忘れんなよ、じゃ、いってくるな!」

「行ってらっしゃい」

毎回、朝早いのにお弁当までお兄ちゃんは作ってくれる。

早くしないと、蓮が来ちゃう!

私たちは、毎回、一緒に登校しているのだ。

「いっただきまーす」

急いでたべる。

「ごちそーさまー」

お皿を流しに持ってって、お弁当をバッグに入れて忘れ物がないかチェックする。