「1年、ありがとう。
 これからも、よろしくお願いします。」
裕一はそう言い、ネックレスをくれた。

「ありがとう。本当に嬉しい。
 こんなに用意してくれて。」
 うっすら涙が出るほど、嬉しくて幸せを感じた。

「外食も考えたけど、仕事のあとは、ゆっくり家がいいかなぁって!」
 裕一の思いやりが伝わってきた。

「ありがとう。
 私からも・・・」
 裕一にプレゼントを渡した。
 ネックレスだ。
 ブランドはちがうけど、クロスがついていて似ていた。

「なんか、ペアみたいだね。」
 2人で笑った。