総長様は極甘な妄想を止められない





自分でもわかっているんだ。



俺は族のメンバーや他人の前では

冷静な判断ができる。


だけど


好きな女にだけは

発言がメチャクチャだって。




でもさ

俺は毎日、昼休みになるとこの部屋に来て

ずっと桜井のことを考えてきたんだ。




耳にヘッドフォンをかぶせて

柄にもなくハッピーエンドのラブソングなんか

聞いちゃったりしてさ。




ベタ惚れ相手の桜井が

今、俺の前にいるんだぜ。



肌から逃げ出しそうなほど

心臓がキュンキュン暴れまくるのは

しょうがないよな?