瑠我くんはお兄ちゃんに笑顔で手を振り、踵を返していった
「なぁ、あいつもしかして巳緒の彼氏?」
「彼氏と言えば彼氏なのかな〜?お試しで付き合ってるんだけど」
「そうなんか」
お兄ちゃんは飲みに行ってたらしく、お酒の匂いがすごいする
「お兄ちゃん、お酒飲んだでしょ?」
私がやっとお兄ちゃんと言えたのはつい最近のことだ
「まぁな、飲みに誘われたから行った」
「なるほどね」
私もお酒を飲む歳になると何倍飲むようになるのかな
でも飲めなくても損はしないとお兄ちゃんが言っていた
だけど、お兄ちゃんはお酒飲んだって言うのに
全く顔に出ていない
ってことは強いってことなのね
凄いな
でも、お兄ちゃん酔うと
「巳緒…あったけ〜」
そう、抱きつき魔になるのです
実の兄じゃないけど、抱きつかれるのもなぁ



