巳緒が兄とファミレスに行っていた一方

琉斗くんは

「なぁ、なんでさっき喧嘩ふっかけてきた?」

「喧嘩弱そうと思ったから」

「逆に俺はお前が弱そうとかケンカ売ってきたから

相手してやっただけと言ったら?」

そう言うと相手はみるみる顔が赤くなって

挙句の果てには、俺に素手で勝てないとでも

思ったのだろう

相手はどこから出してきたのか知らない

鉄パイプを俺に振りかざしてきた

「つのみやーー!!今日という今日こそは許さねえ」

そんな大声はりあげても力なんてそうそう出てこねーつーの

「はぁ、雑魚相手は疲れるわ」