「またこの空間が続くの。」 言いながら、溜息が出た。 扉をくぐって現れたのは、またあの白いだけの空間。 私が意識を取り戻したあの場所となんら変わりない。 どこまでも続きそうな、時の狭間。 「ここはどこも同じなのよ。」 シオンさんは、私とはまた違う感じに溜息を吐いた。 うんざりとした様子の彼女は、やれやれと頭を支える。 そうして私たちはまた足を進め始めた。