伯母が、いなくなって。 気づいた時にはもう埋まってしまっていた、あの人の隣が、空いた。 私が…………伯母で埋まっていたその場所に、入れるチャンスが来た、と。 ずっとずっと望んでいた、あの人の隣。 あの人と、一緒に過ごせるポジション。 手に入らないと思っていた未来を、手に入れられるかもしれない……と。 思って、一歩を踏み出した。 その瞬間に、伯母の笑顔が目の前に浮かんで。 カクンと膝から力が抜けた。