私は、ミキラさんのあとを追い生徒会室を後にした。

ひたすらミキラさんの少し後ろを歩く。

3階の廊下が私とミキラさんの足音がコツコツと音が響く。

静かだな・・・


2階に下りて1階を歩き、渡り廊下を通り、特待生に向かう。

「ここからが、危険な区域だ。俺の裾を握っろ」

私は、言うことを聞く。

「行くぞ」


私とミキラさんは、校舎を出て特待棟を横切り特悪棟に向かう。

途中怖い人と目が合ったがそれをミキラさんがフォローする。



見えて来たのは、黒く塗られた建物が目に入った。

「ここが、特悪だ」


「____おい、そこで何をしている」

後ろに居たのは、さっきの海都さんだった。