「例え、最強だとしても私のご両親ですから、どんな争いでも私はルキさんの味方です。
私は、ルキさんを___選びます」

「___原……ありがとう」

「〝私達の家族喧嘩〟ですから」


「えーっと、もう……いいか?」

黙っていた慶良さんが言う。


私はルキさんを見て離れた。


慶良さんが言う。

「で?これから、どうするんだ」

「あっちから襲って来るのを待つ。

〝雪乃明美〟と〝雪乃井田〟を」

「ルキとしては、良い考えだと思うぞ」

「俺達はどうする?」

「これは、俺達の問題だ。俺達で勝たをつける」

「分かった」