それをこっそり見ていた2人の影がそこにあった。
「……はらちゃん」
「ルキ……」
「「??」」
2人は、互いを見る。
「キメトくん……」
「ささら……?いつのまに?この学園に?体はもう、大丈夫なのか?」
「まぁ……なんとかね?」
「あ、しー……ルキに見つかる」
「いや。後ろ」
キメトは後ろを見た。
そこには、ルキが立っていた。
ルキがキメト達に気づく前のこと___
____ゴニョゴニョゴニョ……
「__ん?原?」
「へ?」
「今、何か言ったか?」
「うんん?」
「じゃ____……」
ルキは気づいた。
壁際……2人の影。
そこで、2人に気づいた。
「___うわあ!」
「覗き見?趣味悪くなったな」
「……」
私も気づく、ささらちゃんの姿に。
「!ささらちゃんまで?!どうして」
「それは____……」
この際ささらちゃんにさっきのことを聞くことにした。
「待って?疑問に思ったんだけど、昔って……何?」