「ルキ。原さんと付き合っているのか」

その声は、少し震えていた。

え、まさかと思うけど・・・キメトさんって、ルキさんのことが好き・・・なのかな?

ちょっと、少しショックを受けた。


ルキさんは、言う。

「まだ、言えない。言う時が来たら言う。
それでいいか?」

「・・・・」

キメトさんは、何も言わない。



バシャンッッ!!

「!!」その場にいた人全員が驚く。

「何事?!」


そこにいたのは、蔵木だった。

「蔵木。お前か、なんの用だ」

「お前達、羽咋兄弟と原に関する話だ」


ルキさんは、バラッチ3人に言う。

「お前達。席を外してくれないか」


帝と月が言う。

「はいよ」

「了解」

帝と月はその場をあとにした。

キメトは、その場に残っていた。

ルキさんが言う。

「キメト」

「俺との話がまだ終わっていない」

「その話は、あとで聞く」

「っ、・・・分かった。絶対だからな」そういって、キメトさんもその場をあとにした。

どこが納得いかない様子で。