「付き合うことをステータスとはどういうことでしょうか!?」






他のとこは理解出来たけど、ステータスにするのが分からなくて聞くも先輩はため息を着く。







「心配しなくてもふーちゃんには無さそうだから大丈夫だ」




「そうなんですか?
そしてふーちゃん呼び最高です!!」






初めて呼ばれたぶーちゃん呼びに興奮しながら喜ぶ私に少しだけ笑ってくれる凪桜先輩。



笑顔二回目頂きました!!






「てかそろそろ戻らなくていいのか?」



「は!!!もうそんな時間ですね!?
また明日来ます!!」



「来なくていいです」



「では!!」






時計を見てやばいやばいとバタバタ頭を下げながら瑠璃佳と心遥を連れて先輩たちの教室を出た。





今日は凪桜先輩と沢山話せたし、ふーちゃんって言って貰えたし笑ってくれたし幸せすぎた〜!!







「なんか、思ったより先輩悪い人じゃなさそうだったわ」



「だねぇ〜、噂と実物は違うんだねぇ〜」






教室に着いた心遥と瑠璃佳はそう言って頷く。



先輩の良さが伝わったみたいでよかったなぁ。


まぁまだまだ私も知らないけど!






「何気私はトト先輩推しだけどな」



「えぇ〜いが〜い!」



「顔可愛いだろ。私の推しキャラもああいう可愛い系多いんだよ」



「へ〜!ラブがはじまっちゃいますかぁ〜!?」



「ないわ」






私が先輩の笑顔を思い浮かべて幸せに浸っている横で、心遥と瑠璃佳がそんな話をしているのが聞こえてきた。



だけど今は私はあの先輩のふーちゃんの声と笑顔で全てなので、はい。



もちろん午後の授業も身がはいりませんでした。