俺様で暴君な先輩は、ときどき甘々。







修正作業を初めてから1時間後。



「お、終わったぁ――っ!」



なんとか黒岩先輩から課された100枚のリーフレットの修正が完了した。



「よしっ。明莉、今日はもう帰っていいぞ」

「はい、わかりました! おつかれさまです」

「おつかれ。気をつけて帰れよ」



そう言って、黒岩先輩は教室をあとにした。




はぁ……やっと先輩の魔の手から解放されたよぉ。

でも、あと400部もリーフレットの修正があるんだよね。


文化祭まであと1週間しかないっていうのに。

このままだと、あたしの仕事はリーフレット修正で終わりそう。


それに、また黒岩先輩に怒られる日々が続くのかと思うと……。


モチベーションが上がらないよ。



「はぁ……最悪だぁ……」



こんなことになるなら、もっと注意深く確認しとけばよかったなぁ。