「……ねぇ、」 ーーーキーンコーンカーンコーン 「後で」 私は、首を傾けた。 授業が、はじまり______その1時間後。 再び私の机にその子が来た。 名前は、黒目勇次。 「放課後、……空いてるかな?」 私は、頷いた。 「じゃあ!放課後」 〜〜〜〜〜〜 放課後。 「じゃ、帰ろうか」 私は、黒目くんと一緒に教室をでた。