学校に行くと_______


冷たい視線ではなく、心配している顔がそこにあった。


(え?)


1人の男子が近づいてきた。


「大丈夫?心配したんだよ?」

「……へ?」


目の前の男子は、昨日見た男の子と似ていた。


次々とクラスメイト達が私に話しかけて来る。


「みか!大丈夫?」

「心配したんだから!」

「急に休むんだもん」

「なんか、あったら俺たちに言えよ?」


「え、あ、ありがとう……」


(みんな、どうしちゃったの?!)