彦星さまは会いたくてたまらない



「生まれ変わったら
 他の女性を愛しちゃうんだ。

 じゃあ
 永遠なんて重い言葉
 軽々しく言わないでよ!」



「俺には彼女なんていない」



「今更
 なにごまかしてるの?」



「だから……」




「僕は幼稚園で衣織ちゃんと出会って
 ピンときたよ。
 この子が織姫だって。

 前世では1度も会ったことないのに。
 不思議だなって思った」



「……」



「でもすぐに、僕の中で答えが見えた。

 きっとこれは
 前世の罪滅ぼしをしなさい!って
 神様が言ってるんだなって」




「凛空が前世で
 何か悪いことをしたのかよ?」





「僕なんだ……

 神様に彦ちゃんのこと……

 告げ口したの……」