彦星さまは会いたくてたまらない




「ひかりちゃん。

 僕と二人で
 天文同好会を作らない?」



「えっ? 

 でも凛空さんは
 私が高校に入るときには
 もう卒業しちゃってますよね?」



「高校とは関係なく
 お互い暇なときに会って
 星についておしゃべりするの。

 楽しそうでしょ?」



「そっ…そこまでして
 もらわなくても……」




僕の手から

自分の手を引っこ抜いた

ひかりちゃんは



「私なんかのために

 凛空さんの時間を
 削っていただくなんて

 申し訳ないです……」



焦り顔で、両手を振り出した。