彦星さまは会いたくてたまらない




僕が落ち込んじゃダメだ。



暗い空気になった時こそ

笑顔だよ!

スマイル、スマイル!



この子の気持ちを

今すぐハッピーに

変えてあげたいからね。




僕は最大限の笑顔を

顔に張り付け

肩と声を弾ませた。




「よかったら
 名前を教えてもらえる?

 僕は凛空だよ」



「私は……陽花里(ひかり)です……」



「ひかりちゃんかぁ。
 綺麗な名前だね。

 なんで天文同好会に
 入りたいって思ってくれたの?」