ゲームを楽しんでいる声が聞こえ、静かになった。
真司はもう寝ただろう。
こっそりと真司の部屋に入ると、スマホを取って自分の部屋に戻る。
最初の難関がパスワードだと思ったが、真司の誕生日を入力すると難なく開いた。
SNSを確認すると女とのやり取りが出て来る出て来る。
本来なら真司の浮気にショックを受けるはずだが、私は冷静だった。
健と暮らすお金が欲しい__
そればかりを考え、無言で浮気の証拠を自分のスマホに移す。
幸い、真司は内気なおぼっちゃまで優男。
キッチンに移動すると包丁を手に取り、ゆっくりとした足取りで真司の部屋に向かい勢い良くドアを開いた。
「真司!!!」
寝惚けた様子の真司が私の顔色を伺っているのが良く分かる。
そんな真司の横の壁にナイフを突き立てた。
「あんた!
私が妊娠中だってのに、浮気!?」
今の私が好きな人は健だけ。
真司に嫌われても構わない。
だから、何だって出来るよ。
真司がガタガタと震えているのが可笑しくて、吹き出しそうになってしまう。
「ご、ごめんなさい……」
「私、凄く傷付いたの……」
「ご、ごめんなさい……」
真司はもう寝ただろう。
こっそりと真司の部屋に入ると、スマホを取って自分の部屋に戻る。
最初の難関がパスワードだと思ったが、真司の誕生日を入力すると難なく開いた。
SNSを確認すると女とのやり取りが出て来る出て来る。
本来なら真司の浮気にショックを受けるはずだが、私は冷静だった。
健と暮らすお金が欲しい__
そればかりを考え、無言で浮気の証拠を自分のスマホに移す。
幸い、真司は内気なおぼっちゃまで優男。
キッチンに移動すると包丁を手に取り、ゆっくりとした足取りで真司の部屋に向かい勢い良くドアを開いた。
「真司!!!」
寝惚けた様子の真司が私の顔色を伺っているのが良く分かる。
そんな真司の横の壁にナイフを突き立てた。
「あんた!
私が妊娠中だってのに、浮気!?」
今の私が好きな人は健だけ。
真司に嫌われても構わない。
だから、何だって出来るよ。
真司がガタガタと震えているのが可笑しくて、吹き出しそうになってしまう。
「ご、ごめんなさい……」
「私、凄く傷付いたの……」
「ご、ごめんなさい……」



