卒業パーティー当日、マーガレットは自分のことなどそっちのけでドレスを注文したご令嬢たちの支度に奔走していた。
そんな彼女の仕事が少しでも減ればと思い、わたしとリリーは互いを手伝いながら自分たちでできる限りの支度をした。
「ねえ、これ派手すぎない?」
マーガレットがわたしのために仕立ててくれたドレスは、バラの花弁を思わせる深い赤色だ。
またもやデコルテが大きく開いていて、胸を強調するようなデザインになっている。
かたやリリーのドレスは薄紫色のしっとりふんわりとしたシフォンドレスで、襟ぐりの露出は控えめな大人っぽいデザインだ。
「マーガレットって、わたしにはどうしてこんなに大胆なドレスばかり着せたがるのかしらね」
「何言ってるのよ、ステーシアは顔立ちが派手だし胸も大きくて、ちっともドレスに負けないからよ。さすがはレイナード王太子殿下の婚約者!ってところを見せつけてやりなさいよ」
「わかってるわ!今日のダンスはいつもよりさらに多く回るつもりよっ」
拳をグッと握ると、「あのね、そういうんじゃないから」となぜかリリーに呆れられてしまった。
そんな彼女の仕事が少しでも減ればと思い、わたしとリリーは互いを手伝いながら自分たちでできる限りの支度をした。
「ねえ、これ派手すぎない?」
マーガレットがわたしのために仕立ててくれたドレスは、バラの花弁を思わせる深い赤色だ。
またもやデコルテが大きく開いていて、胸を強調するようなデザインになっている。
かたやリリーのドレスは薄紫色のしっとりふんわりとしたシフォンドレスで、襟ぐりの露出は控えめな大人っぽいデザインだ。
「マーガレットって、わたしにはどうしてこんなに大胆なドレスばかり着せたがるのかしらね」
「何言ってるのよ、ステーシアは顔立ちが派手だし胸も大きくて、ちっともドレスに負けないからよ。さすがはレイナード王太子殿下の婚約者!ってところを見せつけてやりなさいよ」
「わかってるわ!今日のダンスはいつもよりさらに多く回るつもりよっ」
拳をグッと握ると、「あのね、そういうんじゃないから」となぜかリリーに呆れられてしまった。



