私を助けた王子様は溺愛中毒

「私の事を気に入ってないからただそれだけ」



「おい。るあ。」


急に名前を呼ばれて首を傾げていると


「俺の家へ来い」


「はぁ!!??」

「そんな家で暮らす必要は無い。金も生活に必要なものも俺が全て出す。だから俺の婚約者としてうちへ来い。」


「いやいやそんなのおかしいでしょ。そもそも許嫁がいるばすでしょ!?」


「俺にはいないんだ。親父が好きなやつと結婚してくれて構わないと言ってくれてるんだ。だからうちへ来ないか」


そう言いながら手を差し伸べられた。



思わずその手を取ってしまった。