「どうして2年B組なの?」
「朝、風紀委員に捕まったんだよ」
直月くんか〜
「注意されただけじゃなかったの?」
「んー、ピアスと指輪つけてて、外してたら先生に呼ばれてさ、預かるから先生とこに行けってクラス教えてくれた」
「アクセサリーは校則違反だもん」
「校則緩いって聞いてたからさー」
「朝だけ厳しいの(笑)」
教室前に来るとドアは開いていて直月くんの姿が見えた
「呼ぶから待ってて」
高瀬くんは少し離れて廊下で待っていた
「直月先輩!」
直月くんの顔がこっちを向き歩いて来てくれた
「何?」
玲夏は後ろを指して高瀬くんを見せた
「あぁ、朝の子だね、待ってて」
直月くんは高瀬くんのアクセサリーを持ってきて高瀬くんに渡した
「ありがとうございます」
高瀬くんもお礼を言った
「アクセサリーは禁止だから次から気をつけて、先生に見つかると戻ってこないよ」
「…はい」
「ありがとうございました、直月先輩」
玲夏は頭を下げて高瀬くんと歩いていく
「高橋さん!」
「はい」
「ちょっと……」
玲夏は直月くんの側に寄った
「雨降り出したから…待ってろよ」
小さな声で耳元で言われた
「うん」
と小さく頷いた
じゃあと戻っていった
高瀬は少し歩いて後ろを向くとまだ直月はこっちを見ていた
「知り合いだったのか?」
「うん、部活の先輩なの」
「ふーん、何部?」
「弓道部」
「何で呼び戻されたの?」
「えーっと、部活、部活の事だよ」
「ふ〜ん」
ずっとこいつの事見てたんだよな〜
何かあるのか?
まあ、ピアスと指輪が戻ってきたからいっか……
「高瀬くんは何か部活に入るの?」
「うーん、まだ決めてないな、仕事もあるしな」
「そっか、大変だね」



