次の日珍しく帷くんが話しかけてきた
「れーなちゃん、嬉しそうじゃん(笑)」
「……私と話してくれるの?」
「あー、ごめんな、やっぱり迷惑かけたって思ってたからさ」
帷くんは照れくさそうに話してくれた
「クラスメイトなんだから普通に話そうよ(笑)」
「ありがとう、れーなちゃん」
玲夏は嬉しそうにニコニコしていた
「で?何かいいことあった?今、雨が降り出して俺は憂鬱なんだけどな…」
「え?雨?」
「そう、でも嬉しそうだから(笑)」
「嬉しそう?……それなら夕食のハンバーグかなぁ」
「ぷっ、何だよ夕食がハンバーグでその顔かよ、可愛いな(笑)」
「だって、2日続けてかもしれないんだよ?私は嬉しいのだ」
「ハンバーグ好きって前に言ってたな、店でも頼んでたし」
「好きなのよ〜」
いち子がやってきた
「ねぇ、噂なんだけどさ、蓮見先輩と中山先輩が昨日デートしてたんだって」
「え?」
玲夏の顔に笑顔がなくなった
「直月先輩と紫織先輩が?」
「うん」
帷は玲夏の方を見た
直月先輩って風紀委員の奴か……
「部活終わってから2人で帰ってるところを何人も見てたらしいよ」
昨日の食事は紫織先輩だったんだ……
「あっ、引き継ぎとかかなぁ」
玲夏はいち子に尋ねた
「それなら先輩もいるでしょ、2人でいたって聞いたよ、クラスで聞かれて中山先輩は認めたって〜もう付き合うのかなぁ……また部活で情報入ったら玲夏も教えてね」
いち子は席から離れた
れーなちゃん……?
「そんなはずはない……」
玲夏から小さな声がした
「ねぇ、れーなちゃんの幼なじみってやっぱり直月先輩って人でしょ?」
帷くんが小さな声で聞いてきた



