直月くんの幼なじみは私ですか?



「高橋さんが帷といい感じなら注意しようと思ってたけどどうやら違うみたいね」

「れーなちゃんは違う、俺のことは眼中にないかな、ねっ」

「まあ、クラスメイトとしか言えないです」

「それなら余計掲載を阻止するから」

「お願いします」

帷くんはマネージャーさんに頭を下げていた

つられて玲夏も頭を下げた

マネージャーさんが家の近くまで送ってくれて玲夏はマンションに帰った


「ただいま」

「あら、玲夏早い……部活は?」

「休んだ……あー、直月くんに怒られちゃうな」

真面目な直月くんだから2日も連続で休むと何か言われそう

理由が後からになっちゃうし

ダイニングテーブルに今日もらった写真を並べてみた

「ねぇ、美月さん、これってカップルに見える?」

美月さんが手を拭きながら椅子に座った

「うーん、見えないことはないかな…えっ、これって玲夏?」

「そうなの、クラスメイトの帷くんと昨日撮られちゃって」

「最近この子みたことある、同じクラス?」

「うん、で、昨日怪我して病院行ってるところなの」

「なるほど」

美月さんは1枚1枚手に持って見ている

「帷くんてそんなに有名人だったんだね」

「玲夏はあまりテレビ見ないもんね(笑)」

「うん、聞くまで知らなかったんだー」

「で?」

「ん?」

「これが週刊誌に出るの?」

「……まだわからないって」

美月さんに先にお風呂にはいってくればと
促されて玲夏はお風呂に向かった

お風呂から出るとちょうど直月くんが玄関のドアを開けて帰ってきた

「おかえり、直月くん」

「あっ、玲夏!お前2日も休んでさ、どうしたんだよ」

「……ちょっとねー」

「ちょっとって……玲……」