「仕事場ならわかるけど、学校来てるんだから学校の事を知りたいわけ」
「それなら、芸能人が行く学校に行った方がよかったんじゃないの?」
「まあ、それを言われると何も言えないけど……」
「でもうちの国際科に来たって事は英語とか理解できるようになりたかったってこと?」
「そう!」
「自分から話を変えたらいいんじゃないかなー」
「うん、そうする」
広い道に出たのでいち子がさがってきて3人で歩き出した
「そういえば、玲夏ちゃんは今日総体じゃなかったの?」
「そうなんだけど、今日は出場者だけしか行けなくてね」
「玲夏は偉いよね、蓮見先輩が見たくてとか言わないもん」
「蓮見先輩てあの風紀委員の?」
「そう、人気があるんだよ〜」
そういえば結果どうなんだろう
携帯を開いてみると美月さんからも直月くんからもLINEは入ってなかった
「ここで今度のオリエンテーションの服を買いたくてさ」
「服装自由だったよね、私も見たい」
いち子と高瀬くんは店に入っていった
「玲夏?入んないの?」
「あっ、行く」
3人で高瀬くんの服を選ぶ
モデルなんだから私達が選ぶことないんだけど、いち子の明るさで楽しかった
誰とでも明るく接する事ができるのはいち子の長所だし、場の雰囲気を変えてくれるのだ
そんないち子でも異性には友達としか見てくれないなんて可愛い悩みもあったりするのだ
「飯でも食いに行こうぜ」
「行く〜」
いち子は即決だったがやっぱり美月さんの都合もあるから
「ちょっと連絡してみる」
と携帯を出してLINEをした
「え!」
「どうした?玲夏」
「あっ、ごめん何でもない」
「玲夏ちゃん、メシ行けない?」
「だ、大丈夫よ、うん」



