直月くんの幼なじみは私ですか?



「行きたいなぁ……」

「私と行く?玲夏」

「えっ、いいのかな?」

横目で直月くんの方を見る

「ダメダメ、後でバレたら大変だし」

「ぶー、直月くんのいじわる」

「いじわるじゃないだろ?先輩達だって観客席にいるんだから……わかるだろ?」

「わかるけどー」

「じゃあ録画してくるから玲夏は留守番ね」

美月さんはごめんと手を合わせた

「じゃあ、中山のも録画して玲夏に見せてよ、母さん、爪の垢でも煎じて飲ませたいよ」


別に先輩は部活で見てるし……


「お寿司たーべよ」

「あっ、話そらしたなー」

「直月くんのあっかんべー、イクラは私のものだから」

「僕まだ食べてない、返せよ(笑)」

「次はイクラが20貫はいるな、母さん」

「そうね(笑)」



玲夏は食事が終わるとソファに横になった

「お腹いっぱい…ねーロコ、モコ、おいで」

2匹の猫は玲夏のお腹の上に乗った

「重いよ〜(笑)」

あ〜明日何しようかな……


片付けが終わり美月は玲夏に声をかける

「玲夏、直月がお風呂でたら入りなさいよ」



ガチャとリビングのドアが開く

「あれ、玲夏寝てるよ」

バスタオルで髪の毛を拭きながら直月が玲夏を呼びに来た

「玲夏を起こしてよ」

「玲夏!起きろよ」

「……」

返事は無い

「ダメね、直月、部屋に運んでよ」

「玲夏、重いんじゃないかな〜(笑)」

「女の子1人抱えれない男子はモテないぞ」

「別にモテたくないけど」

ゆっくりと玲夏をお姫様抱っこする

「明日大会だぜ(笑)」

「そのくらい何よ」

「母さん、ドア開けて」