「____でも、聖碧と熱風は中が悪い」


「その、聖碧の姫がうちに来たとなると……

聖碧は、黙ってられない」


「だね」


「だが、お前達。考えてみろ?」


「ん?」

「なんだ?」


「欲しかった〝姫〟を聖碧から、手に入れたんだ。

手放す訳にはいかないだろ」


「まぁ、確かにそうだよね」


「俺たちが、天海様をお守りするわけね?」


「そういうことだ。奏は、話が早い」


「で?魁斗の考えは」


「決まってる。〝天海 未優をいじめたヤツは、ボコる〟てな」



「それを、今日の入学式に言うんだね?」


「あぁ。未優」


「はい!」


「今日から、未優のクラスは、俺たちとおなじSクラスだ」


「S…クラス」


「そうだ、Sクラスは生徒会メンバーしか入れない立ち入り禁止🈲特別教室だ。特別棟に存在している。生徒会室もそこにある。

未優の部屋は、俺たちの中にある」




私は、とんでもない場所に来てしまった見たいです。