俺は、王国の王子だ。

1人の姫に独占している。


「お姫様」

「王子!」

「どうなさったのですか?」

「なんでもないんです。ただ、お空を見つめていただけなので」

「そうでしたか。何がありましたら直ぐに私に言うのですよ?」

「ありがとう」


そう、俺の〝ゆずれないこだわり〟は、お姫様をお守り見守ること。

それと_____


「お姫様」

「どうかしました?王子」

「私も隣で外を眺めても宜しいでしょうか」

「もちもんです!」

お姫様は、隣を開けてくれた。

俺は、隣に座る。


もうひとつのゆずれないこだわりは、お姫様の隣に居ること。



俺は、今日もお姫様の隣に居る。

俺の立場は、誰にも譲れねぇよ?


俺の大切な宝物だからな💎❤🌟