「有咲のクレープ美味しそうだな。 一口くれ」 「えー?いいよ?仕方ないなぁあ」 私は一口すくって、冬弥の口元に持っていく 冬弥は一切の躊躇はせず パクッと食べた 「んめっー」 「良かった」 「ほら、有咲もひと口食べてみ」 もうここは冬弥みたいに躊躇しないで勢いでいっちゃえ パクッ 「……美味しい!」 「なっ!」 2人で笑いあった その日も楽しかった 佳穂と2人でも楽しかったけど 永谷くんと冬弥と4人で遊んでもっと楽しくなった あの高校行ってよかった