余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「と、冬弥くん……本当に?嬉しい

よろしくお願いします」

右手を握る有咲の手をギュとして俺の方に引き寄せた

「えっ、まじ?OK?ヤッター。

有咲すげー嬉しい大事にする」

「冬弥くん!私も実は好きなの」

これって両思いだよな?

「すげー嬉しい。有咲……顔上げて?」

俺の言った通り顔を上げる有咲

う、上目遣い

俺の方が背が高いから仕方ないけど

グッとくる

「目、閉じて?」