余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「有咲……2人でちょっと校内歩かね?」

もう言うなら今しかない

やべ〜緊張してきた

放課後まで待てるかよ

「いいよ〜」

これから俺が告白されるとは知らない

有咲

可愛い

俺は告白するにはここしかないと思って

裏庭に来た

2ヶ月前はここで写真撮ったんだよな

懐かしい

「有咲……今から一度しか言わねえから俺の気持ち聞いて欲しい」

「えっ?」

「有咲……。好きだ、俺と付き合ってください」

俺は右手を差し出した

ぎゅっとしてくれるのを願って